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純潔のマリア 1 (アフタヌーンKC)
純潔のマリア 1 (アフタヌーンKC) (JUGEMレビュー »)
石川 雅之
『天使と教会と百年戦争に、魔女は(処女だけど。)ケンカを売った。』←帯より引用

説得力と深みのあるファンタジー。時代考証からなる世界観が素晴らしくて、引き込まれる事請け合い!
ゆんるい(私的にツボ)ギャグパートも色々と考えさせられるシリアスパートも素敵。言葉選び&遊びがその独特のノリに拍車をかけていて、更に引き込まれる事請け合い!

なんて語りつつ…ぶっちゃけ通信兵とマリアのあれこれがストライク通り越してターキー。二人の今後に大期待…!

アルテミス(使い魔白フクロウ♀)ぬいぐるみ付き限定版も発売中。
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注意一秒妄想一生

アルスト片割れ結原の呟き場兼妄想書き殴り場。
基本FFCC置き場(MOTHER2、他FFも有)で、今は純潔のマリアにもお熱?
ログはリンク先の本家(アルストロメリア)に収納中。
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甘やかな誘惑
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    公式キチャッター!という私の歓喜とは裏腹に、
    全く持って見かけないオニティナ…
    やっぱり二人のお相手は同ナンバリング作品の、
    3他使用キャラや水の巫女やロックやエドガーやセッツァーよ!
    という事なんでしょうか…(あれっ最後夢見てるよね?)
    いいじゃない!お祭作品なんだもの別物と考えればいいじゃない!
    という心の声に従ってみました。
    (斯く言う自分は素で別物だと思ってます3主人公とたまねぎ君も、
    6ティナ子とディシディアティナ子も)
    (ディシディアは良い意味で別物だと思ってますその名の通り)
    (いえ、各作品への愛が詰まってて&要所要所/時には些末な箇所を
    踏襲してくれていて、嬉しい限りですが…!)



    そんなこんなのオニティナ妄想であります。
    この二人だっていいじゃない、読んでやろうじゃない!
    という方は続きからどうぞv










     ずっとずっと、心配で仕方なかったんだけど。 
     合流した彼女は、恐らく持って生まれたのだろう本来の強さと、
     今までの日々の中で培ったのだろう優しさを取り戻していた。

     そんな彼女が扱う召喚石は、何故か決まってあの悪魔の壁で。



    「重力の闇よ……」
     小さな呪いと共に、
     彼女の身体から迸る魔力が過大な引力を生み出して、
     宙を駆け彼女に迫っていた駒を地面に叩き付ける。
    (ああ馬鹿だね、避けるっていう概念すら無いんじゃない?)
    「天の嘆きよ……」
     小さな呪いと共に、
     彼女の身体から迸る魔力が遙か天空から星を呼び寄せて、
     立ち直れずに倒れ伏していたままの駒に襲い掛かった。
    (ああ馬鹿だね、直撃食らってるよ)

    「お願い、力を貸して……」

     彼女の胸元が、胸元に携えられた召喚石が、淡く光る。
     ほんの一瞬、目をこらす間も無い時間、
     彼女の周りを護る様に巨大で豪奢な壁が現れて、消えた。
     …恐らく、彼女に相対していた駒の目には、
     映らなかったことだろう。
    (じゃなきゃ、無闇矢鱈に攻撃してこないよね)
    (可哀想に、相変わらず無意味な特攻仕掛けてるけど)
    「最後にしたいの…!」
     願うように魔力を込めた彼女が唱えたそれは、
     悔しい事に、僕には未だ扱えない究極魔法の一つ。
    (でもきっと、いつか習得してみせるよ!)
     悪魔の壁の名を冠する召喚獣に身を守られながら、
     勇気を奮い立たせて彼女が放った、最後の魔法。
     勿論あんな駒が、その一撃に耐え切れる筈も無くて。
     ごめんなさいと呟いた彼女の言葉を最後に、
     その場を静寂だけが支配する。

     彼女の変化、彼女の弱さ、彼女の強さ。
     ぐるぐるぐるぐる考えは巡って、
     ああ、あれはやっぱり彼女にぴったりなんだなって、
     最終的には僕はそんな事を思ってた。



    「……どうしたの?」

     呆けていたつもりなんて無かった、
     時間を無駄にするのはそれこそ馬鹿のする事だから。
     でも、…ちょっとだけ、
     考え込み過ぎて呆けていたようなものかもしれない。
     悔しいけど。

    「ティナ、今、デモンズウォールつけてるでしょ」
    「?
     ええ、それがどうかした?」
    「デモンズウォールって、
     何だかティナにぴったりだなぁって、考えてただけだよ」

     ぱちくり、と瞳を瞬かせてから。
     彼女はふぅわりと、花のように咲んだ。
    (以前の彼女だったなら、きっと項垂れていたに違いないのに)
    (言葉でも仕草でも、負の方面にばかり気を取られて、
     そして自分の心を摩擦させていたに違いないのに)

    「まぁ…それって、どういう意味かしら?」

     予想通りの屈託無い笑顔、
     予想通りのちょっとだけ拗ねたような声色。
     華やかさからみれば、薔薇や百合には到底叶わない野花が、
     けれどその生命力でもって劣らず美しく輝く、
     花開く瞬間のその姿のように。
     強く、そして優しく愛らしい微笑み。

     ――ああ、赦されてしまったのだなぁと、
     もう彼女には敵わないのだなぁと、僕はそう強く思った。








    それは何よりも抗い難い、

    甘やかな



    牙なす者にまで慈愛忘れぬ彼女の築く猜畢瓩蓮
    けれど彼女の心の傷を表すように、高く堅牢に聳え立っている。
    ……でもだからこそ、
    そういうものって、逆に破ってみたくなるものだよね?


    そしてきっと、その壁の内側に一歩でも足を踏み入れたら、
    一歩でも足を踏み入れる事を犲呂気譴騰瓩靴泙辰燭蕁
    ――もうそこからは出られないんだ。


    (だって、
    こんな彼女を裏切れる訳が無いでしょ?)






    END  






     先生、オニティナにMOEて仕方ありません!
     →なら御勝手に形になさいな、と心のシャントット先生に
     御叱咤頂きましたので、形にしてみましたな妄想でした。
     極短だけれども。色々と強引だけれども。

     いやしかし、ティナ子のストーリーモードで、スタンダードに
     手に入る召喚石がデモンズウォールだというのはグッジョブだと
     思います。ぴったりだよ合い過ぎてるよ。封・魔・壁☆<えっ違!
     あとはDOで降男や旅人や盗賊以上に(多分一番の)挫折を知る
     たまねぎ君に、フェニックス=転生の炎っていうのも素敵です。
     そして何より特技:自分の殻にこもる、の某氏の魔壷ですNE☆


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    | 小話/FFシリーズ | 21:19 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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