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純潔のマリア 1 (アフタヌーンKC)
純潔のマリア 1 (アフタヌーンKC) (JUGEMレビュー »)
石川 雅之
『天使と教会と百年戦争に、魔女は(処女だけど。)ケンカを売った。』←帯より引用

説得力と深みのあるファンタジー。時代考証からなる世界観が素晴らしくて、引き込まれる事請け合い!
ゆんるい(私的にツボ)ギャグパートも色々と考えさせられるシリアスパートも素敵。言葉選び&遊びがその独特のノリに拍車をかけていて、更に引き込まれる事請け合い!

なんて語りつつ…ぶっちゃけ通信兵とマリアのあれこれがストライク通り越してターキー。二人の今後に大期待…!

アルテミス(使い魔白フクロウ♀)ぬいぐるみ付き限定版も発売中。
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注意一秒妄想一生

アルスト片割れ結原の呟き場兼妄想書き殴り場。
基本FFCC置き場(MOTHER2、他FFも有)で、今は純潔のマリアにもお熱?
ログはリンク先の本家(アルストロメリア)に収納中。
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存在しない物語
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    数ヶ月振りのりはびり。…になりませんでした。

    FFCC無印のEDを迎えられた方にも???でしかない、
    Q.えっこれ誰得?
    A.俺得(オンリー)です。
    としか言いようの無いものです。パラレル過ぎて&自己設定盛り込み過ぎて、まさしく内容が無いよう!な仕上がり。
    でも一応、無印ED後水晶推奨ということで御注意。

    転生モノが好きなんですか?と訊かれたら笑って流すゆいばらです。だって別段好きでも嫌いでもない(が、妄想が湧き易い<SAI☆TEI)






    「あなたは、『迷い込んではいけないところ』に迷い込んでしまった」

     真白い空間の真ん中に、彼女が立っていた。

     その白の中に更に浮かび上がる、真白い髪(老いからなるものではない輝くような)/透き通った肌(肌理が整い過ぎていてまるで陶磁器のような)/銀色の瞳(それこそ人ならざるもののような)
     彼女はちらりとこちらを一瞥すると、すっと前方…こちらからすれば、遙か後方…を指差した。

    「『帰りの道』を教えましょう」

     そんなもの知っている。首を振ると、彼女が戸惑ったのだろう様子が伝わってきた。情感の無い声、仕草、けれど私には分かる。

    「『君のお仕事』を手伝いましょう」

     唐突な切り返しに、唐突な提案。そうして勢いと行き場を失った指先を握れば、それを振り払うでも受け入れるでもなく、ただただ混乱した様子で彼女は立ち呆けている。言葉にしかねているのだろう、当惑に疑問に拒否が彼女の裡で渦巻いているのが分かる。
     けれどそれでも私は、彼女の指し示した『帰りの道』に足を向ける事もなく、『彼女の仕事』の手伝いをし出した。勝手に。…どうすればいいのかなんて、ずっと昔から知っているのだから。



    「『あちら』では、恐らく夜を迎える時分です」

     そう呟いて、彼女は漸くこちらに目を向けた。
     そうしてまた、帰りの道を教えましょう、と呟いた。
     何故私に『自分の仕事』が手伝えるのかと問いたげな瞳が、それでも管理者としての彼女の仮面を破り切らない。疑問を押し込めて、淡々と、理も掟も無くとも定められた事柄に従い続ける。あちら、という濁した言葉も、その上での最大限の譲歩なのだろう。

    「そうでしょうとも、しかし夜は狼がおりますとも。
     夜明けまで、『こちら』で休ませて頂いても?」

     問いかけはしたが、可否の選択肢を与えるつもりはない。元より、遙かな時の流れの中で、漸く人(かどうかは別としても)付き合いのつの字を学び出したような彼女だ。受諾も拒絶もし切れまい。
     となれば、こちらの押しの強さだけがモノを言うというもの。
     ごろりとその場で横になってみせれば、彼女は笑うでも溜息を吐くでもなく、ただ黙ってその宝石のような瞳を瞬かせた。



    「『あちら』では、丘から昇る朝日が伺える頃合です」

     じいっと。眼前で手を振る事も、声をかける事も出来ず…というよりも、そのような選択肢すら思いつかず…ただじいっと見つめ続けていたであろう真っ直ぐな視線が、瞼越しの暗闇の世界でも分かる。それこそ、肌に突き刺さるように感じられる。
     くすくすと、笑いながら私が瞳を開ければ、狸寝入りには微塵も気付かぬ様子で、彼女が小さく安堵の声を漏らした。
     そうして、彼女は淡々と事実を述べた。
     そうしてまた、帰りの道を教えましょう、と呟いた。

    「そうでしょうとも、そうして新しい一日が始まるのでしょうとも。
     けれどせめて、私が手伝った『君のお仕事』が芽を出し花を咲かせ、そうして新しい一年が始まる『その日』まで、待ってはいけませんか?」

     問いかけはしたが、可否のどちらが返ってこようと私の意志は変わりないのだから、意味は無い。ただ小さく、本当に小さく、彼女がこくりと頷いた。
     はい、いけません、なのか。いいえ、いいですよ、なのか。
     真意を掴み切れず呆ける私に気付いたのか気付かなかったのか、彼女は静かに踵を返した。どちらにせよ、ここに留まるつもりなのだから、と自分で自分に言い訳する。そして、更に言い聞かせる。
     彼女が薄らと微笑んでいたように感じたのは、…気のせいだ。



    「…『帰りの道』を教えましょう」

    『彼女の仕事』は実を結んだ。『今年の祭』も無事に済んだ。
     クリスタルはきっと今年一年も清かに輝き続け、人々の健康を、未来を、願いを、その営み全てを見守っていくだろう。その輝きの源こそが、そういった人々の命から、営みから、思い出から紡ぎ出されているものなのだから。
     そんな良き日に、そう呟いた声に、切なさが混じっているように聞こえた。それはきっと、自分に都合の良い様に事実を湾曲して捉えているからだ、恐らく、…いやきっと。

    「今年も、ここで君を手伝って、ここで眠りましょう。
     そうして来年の今日この日を迎えましょう。
     …私の帰るべき場所は、『ここ』でしょう?」

     問いかけた。その声の震えに、彼女は気付いていたに違いない。だからこそ、彼女は笑ったのだ。嬉しかったからではなく、面白かったから、笑ったに違いないのだ。

    「ええそうよ、ラモエ。
     ふたりで思い出の輝きを集め続けましょう。
     そうしてここへ、手を取って帰りましょう?」



     自分に、彼女が笑いかけられる筈が無いのだ。赦される筈が無い。私の足は衝動的に、この真白い空間を裂く様に駆け出していた。彼女に合わせる顔が無い。彼女が私を赦せる筈が無い。彼女が私を『ラモエ』と分かる筈が無かったのに。…いや、何故こうまでして気付かないのかとやきもきもしていたのだけれど。…いや、そういう話ではなくてだな。

    「おかえりなさい、ラモエ」

     逃げ出して、けれども結局私は、彼女の前へと戻ってきた。『あちらの世界』へ帰る為の道には、一度たりとも足が向かなかった。その考えすら浮かばなかった。
     ここは唯一、私の住むべき家。住むべき世界。

    「只今帰りました、ミオ」

     そして彼女こそが、私の帰るべき場所。







    (世界でたった二人しか知らない、語られる事の無い)



    <<ラモエ?×ミオ?>>
    以前このCP表記を見かけて吃驚(どこかも忘れたけれど、兎に角吃驚した記憶はある)
    その衝撃をこう、妄想にしてみたら腑に落ちるかな&こうなるかな、という。感じ。

    そいでもって、にこどぅ〜でとある歌を聴いていたら妄想が加速しましたよ。
    一部形勢(?)逆転してますが、準え過ぎました(いんすぱいあざねくすとにも程が!)
    ついでにぺたりしときます。一番最初の、『私の畑で』という歌であります。
    【ニコニコ動画】上野洋子プロデュース。ナーサリー・チャイムス歌のみメドレー
    yokoさん大好きですyokoさん(ネリコ3でも今の所yokoさんの歌がもろ好み…!)

    思い出の管理人の諸々が分からなさ過ぎて、自己設定が幅を利かせるしか
    なくなりましたよの図を、文字に起こすとこうなりますよの図。
    あるちまにゃーの小説ラストが大好きなんだけど、祭は続けて欲しいとか思ってる&
    巻末設定頁によると思い出の正しい循環は瘴気発生以前から続いているようなので、
    瘴気が消えたED後の今でもミオさんのお仕事は基本無くなりませんよ的な。
    二人の容姿描写(特にラモエ)とかはハナっから考えてません(人型かどうかも)
    転生後ミオはキャラバン達と会ったあの頃のまんまでいんじゃね?
    転生後ラモエなんてどんなカッコしてるか予想もつかなくね?
    そもそも勝手に転生させてどうしたいのYOU?
    (別にこの二人の終局に不満があって、幸せになれ〜!と願ってる訳でもなく…)
    (思いついちゃっただけなんですけどね、ずばり言うとね!)

    そろそろ、FFCC小話、と言い張るのを止めようと思いました。
    思うだけだけど☆←


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    | 小話/FFCC | 21:17 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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