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純潔のマリア 1 (アフタヌーンKC)
純潔のマリア 1 (アフタヌーンKC) (JUGEMレビュー »)
石川 雅之
『天使と教会と百年戦争に、魔女は(処女だけど。)ケンカを売った。』←帯より引用

説得力と深みのあるファンタジー。時代考証からなる世界観が素晴らしくて、引き込まれる事請け合い!
ゆんるい(私的にツボ)ギャグパートも色々と考えさせられるシリアスパートも素敵。言葉選び&遊びがその独特のノリに拍車をかけていて、更に引き込まれる事請け合い!

なんて語りつつ…ぶっちゃけ通信兵とマリアのあれこれがストライク通り越してターキー。二人の今後に大期待…!

アルテミス(使い魔白フクロウ♀)ぬいぐるみ付き限定版も発売中。
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注意一秒妄想一生

アルスト片割れ結原の呟き場兼妄想書き殴り場。
基本FFCC置き場(MOTHER2、他FFも有)で、今は純潔のマリアにもお熱?
ログはリンク先の本家(アルストロメリア)に収納中。
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僕の忘れた僕の居る場所へ、
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     懲りずにMOTHER2妄想、ネスと音の石関連作?ラストです。
     これまた同じく、SEMさんで零した妄想でした。
     身勝手設定盛り沢山ですが、まぁそんな風に考える輩もいるのね、
     的な広いお心で受け止めて頂けると幸い…!



     読んでやろうじゃまいか、という方は続きからどうぞvV







    「そうかもしれないし、そうじゃないかもしれないじゃない?」
     答えを笑ってはぐらかすママ。
    「ネスはどう思う?」
     質問に質問で返すパパ。
    「巨人さんは、小人さんはいるんじゃないの?」
     幼いトレーシーの真っ直ぐな瞳に、
     僕は何故かとても居た堪れなくなって、そっと目を逸らした。



     ――寝物語の御伽噺。
     親が子に、子がまたその子に、伝えていく温もり。
     巨人の足跡に、小人達の足跡。
     天の川から下りてきた泉に、ずっと雨を呼ぶ小さな湖。
     磁力を帯びた丘に、桃色に染まった雲の揺蕩う峰。
     心を映す地下の洞穴、大地に脈づく血が流れ出す山。
     その話を僕は、ずっとずっと信じてた。

     そんなものは無いと、誰かが言った。
     子供騙しの嘘なんだよと、鼻を高くして、背伸びして。
     巨人なんて見た人はいないでしょ、小人なんて見た人はいないでしょ。
     天の川は空にあるものだし、
     雨は流れる雲に運ばれて一つ所に留まらないものなんだってさ。
     だからそんな寝物語は、御伽噺は嘘なのだと、
     いつ頃からか、皆が口を揃えて言い始めた。
     その言葉を僕は、ずっとずっと疑ってた。
     なのにいつの間にか、
     他ならぬ僕が、その言葉を信じてしまっていた。

     そして僕は忘れてしまったんだ。

     ――戦闘の度に一心に祈る彼女の瞳が、
     何気ないジンクスを語って笑う彼女が、どこか眩しくて。
     そんな彼女が、可愛かった。
    (でも、今なら分かる)
    (可愛いと思いながらも、僕は彼女を笑っていたんだ)
    (早く大人になりなよと、僕は偉そうに、彼女を子供扱いしていたんだ)







     彼女の強さを知った時、僕は全ての答えを知ったんだ。



    『僕の場所』に辿り着く度、聞こえる音はどこから響くのだろう?
     そもそも『僕の場所』とは、一体何なのだろう?



     全ての答えは、最初から、――僕の中にあったんだ。







     両親から聞いた寝物語、
     その全てを信じていた僕が憶えていた音。
     両親から聞いた御伽噺、
     その全てを信じられなかった僕が忘れてしまった場所。
     ここは、僕がもう一人の僕と出会う場所なんだ。
     信じる事を忘れてしまった僕が、
     全てを信じていられたあの頃の僕に出会う為の――








    僕の忘れた

    僕の居る場所へ、


    僕は今、やっと帰る。









    「おかえりなさい」

     目覚めた僕に、泣き出さんばかりの勢いで縋りついた先刻の様子は、
     一体どこへやら。
     それでも薄っすら目尻に涙を溜めて、彼女は微笑って囁いた。

    「ただいま」

     呟いた僕に応えるように咲いた、彼女の笑顔は、やっぱり可愛かった。
     けれどそれは、僕にはとても、大人びたものに見えた。



     信じていたわ、と、
     言葉にならない君のテレパスが、聞こえた気がした。






    END  






     玉砕ですあちゃー……ま、まとめられなか、った……
     ので、後書きで全部言っちゃえ(えええ妄想書いた意味無い!)

     音の石はネスに眠っていた力だと思う、と以前の妄想で
     零した気がするのですが、眠っていた力という事は、
     全てを信じていられた頃の幼いネス自身なのかなと…
    (信じる力=PSI、って、設定でしたよね、
     MOTHERシリーズ/あれ、違ったかしら…?
     だから子供の方が力が強い、んじゃ、なかったですっけ…?)

     そんなこんなな幼い頃のネスの傍らにあったのはきっと、
     優しい御伽噺と柔らかい子守唄。
     その御伽噺の舞台こそ、僕の為の八つの場所で。
     僕の場所の音色を音の石が記憶…となっているけれど、
     音の石(幼いネスの思い出)からこそ、
     その子守唄の音色が響いているんじゃないかな〜…と。
     身勝手に妄想した結果の、小話達、でし…た……
    (…信じる事を忘れたネスが、自分のように信じることの尊さを
     いつか分かってくれるとポーラは信じていて)
    (Pollyannaのラスト部分、
     『きっとその時はやってくる』の爐修了瓩海宗
     マジカントなのかな…と思って書いてみたのが、
     …一個前の妄想なのでした)



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    | 小話/MOTHER2 | 21:48 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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